亀にはいろいろな種類がいるよ。
カメ、と言ってもいろんな種類のカメがいます。
例えば、クサガメ。顔の横に黄色い模様がついているのが特徴です。私が今飼育しているのも、クサガメです。
上の写真に大きく写っているのがクサガメです。(少しかわいいと思いませんか?)
亀には、他にも石亀やミドリガメ、陸ガメなどがいます。
当ページで紹介するのは、クサガメを中心として、石亀やミドリガメの飼い方です。陸ガメの飼育は、初期費用も掛かりますし、初心者には難しく、私も実はまだ経験していないので、このページでは申し訳ありませんが解説していません。
亀の生態-種類別
クサガメ
クサガメは在来種という説もありますが、外来種で、中華人民共和国や大韓民国から人為的に輸入されたと考えられています。ですが、日本の生態系にうまく適応しているので、在来種の生物に悪影響を及ぼすことはないと考えられます。
クサガメは、雑食性の生き物で、自然界で臭いにおいを出すことから、「臭亀」、つまりクサガメと呼ばれています。
また、大きくなると黒化と言って、目や甲羅が黒くなる現象が見られます。
石亀
石亀は、日本古来の亀です。昔は田んぼや池の辺りにたくさんいましたが、近年の自然破壊などによって、数が減ってきてしまっています。
黒い目がとてもかわいいので、残念です。
ミシシッピアカミミガメ
アメリカからやってきた外来種のカメです。ミドリガメという別名があります。
ミドリガメ飼育者の方には悪いですが、自然界では在来種に亀にも悪影響を与えています。生態系破壊の原因になるので、ミドリガメを捨てるのはやめてください。一つ付け加えますが、どんな亀でもあなたと同じ"生き物"です。他の亀も捨てるのは絶対やめてください。
ちょっと考察-亀の複数飼育について
亀とほかの生き物は一緒に飼育していいのか
カメは、おなかがすいたらすぐに餌を食べようとします。また、狭い場所だとほかの生物が食べられやすくなってしまいます。そのため、他の生き物と一緒に飼育するには、あなたが毎日亀にしっかりと餌を与え、かつ少し余裕を持った水槽を用意する必要があります。私がカメについてよく知らなかった頃、石亀とザリガニを飼っていたのですが、狭い水槽だったのである日突然ザリガニがきれいさっぱり食べられていてすごく驚いた経験があります。
あと、一緒に飼育する生き物は、動きの速く、あまり高価でないものを選ぶようにしましょう。
同じカメ同士の複数飼育
ケースによっていいか悪いか決まってくるので、複数飼育についてまとめてみました。
カメ飼育に必要なものと費用
お勧めの餌はテトラレプトミンですが、他にもいろいろな種類の餌があります。亀のおやつも用意してあげるといいでしょう。餌について詳しくはこちらをご覧ください。かかる費用:100円から1000円ぐらいまで(量による)
少しゆとりのある大き目のやつを用意するよう心掛けてください。水槽というと、ガラス製の高いやつを想像される方も多いと思いますが、亀が入れるのであれば問題はありません。水槽のサイズはこちらでチェックしてください。また、水槽内のレイアウトはレイアウトのページからご確認ください。
亀は主に肺呼吸をしている生き物です。陸地は必ず用意してあげてください日光浴の時にも亀が利用します。亀が上がれるような程よい高さの陸地を用意してあげてください。
亀は比較的強い生き物なので、少しぐらいなら塩素に耐えられますが、亀にダメージを与えてしまう塩素はやっぱり嫌ですよね。カルキ抜きを水に入れたり、水を日光に長時間あてたりしてカルキを抜いてください。
亀の脱走を防ぐほか、外敵から守る役割を果たします。
亀は水を大変汚します。亀飼育で一番大変なのは、水替えです。濾過フィルターは少しだけでも、水をきれいにしてくれるので、あるといいでしょう。
屋外飼育でなく、屋内飼育をされる方は、亀をほぼ毎日日光浴させてあげないといけません。あると手間が省けるでしょう。
あると掃除が大変になりますが、インテリア性を重視する方には必要でしょう。
それではさっそく飼育をスタートしよう。
亀を大切に飼育してあげよう。亀の寿命はとても長いです。25~40年ぐらい生きます。うまく飼育すれば40年以上生きることもあります。だからこそ、亀が長生きするように、しっかりと最後まで世話をしてあげてください。
さっそく始めよう!
まだ亀が家にいない方は、まず亀を買ってくるか、亀を捕まえましょう。
亀が家にやってきたら、水槽の中にカルキを抜いた水、陸地、飾りなどを入れ、水の温度などに気を使って亀をそっと水槽の中に入れます。この時、カメは輸送された時の衝撃などで弱っていることもありますから、気を付けてください。
亀は家に迎えてからしばらくするまで、餌を食べてくれないことが多いです。強引に餌をあげるのだけはやめてください。しばらくしたら食べてくれるようになりますので...
亀飼育を始めてしばらくすると...
屋外飼育を始めてしばらくすると、冬眠が必要になります。冬眠は小さいカメや年寄りの亀にはリスクが大きいので屋内飼育に切り替えることをお勧めします。冬眠についてはこちらに書いています。
亀が病気になることもあります。病気の治療には早期対応が大切です。
亀の脱走
飼育にミスがあると、亀が水槽から脱走してしまうことがあります。亀はあまり遠くにはいきません。近くの水場や日陰のところを重点的に探してください。
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