ベストなレイアウトとは?

カメにとって、シンプルなレイアウトが一番です。

金魚には、美しく、複雑なレイアウトがいいといわれています。
これは金魚がおとなしい生き物なので、レイアウトが乱れることがないからです。
しかし、カメの場合、元気に動き回るので、カメの動きで、レイアウトが崩れてしまうことがよくあります。
特に運が悪い場合、崩れてきた煉瓦に足を挟んで骨折する、ということもあり得ます。
なので、シンプルなレイアウトが一番でしょう!!
一般的なレイアウトは? 一般的には、ブラ船や、大きなプラスチックの容器を使ってカメを飼育します。
そして、その中に市販のシェルターと一体化したカメの浮島を入れればもう一般的なレイアウトの完成です!、
えっ…と思われた方もいらっしゃると思いますが、これが一般的なレイアウトです。

 

もっと具体的なレイアウトの取り方 レイアウトについて、質問形式で解説します。
                        
  • 陸地と水の面積の比率はどれぐらいがいい?
  • 水槽サイズの4分の1~8分の1ぐらいです。また、カメが簡単に陸場に上れるようにしてあげてください。
  • 水深はどれぐらい必要?
  • どれぐらい、という明確な基準はありませんが、我が家ではちょうど亀の甲羅が水につかるぐらいの水深にしています。また、大人のカメは子供のカメより深い水深にして、泳げるぐらいにしてあげましょう。
  • 煉瓦に臭いにおいや藻がついて取れない!
  • 代わりになるレンガを用意してください。そして、汚れた煉瓦は洗剤などは一切使わず、きれいに水で洗って、しばらく天日干しにしておきましょう。そして、もう一つの煉瓦が汚れたら同じ処理をして交換...この繰り返しです。

私のおすすめするレイアウト これまでいろいろレイアウトについて書きましたが、私はレンガを使って、シェルターと一緒に島を作るというレイアウトがおすすめです。
この方法のメリットは、場所を最大限活用できる、レイアウトが崩れにくくなる、レンガは結構安く買えるなどです。デメリットは、カメのにおいが移ったり、ちょうどいいサイズの煉瓦を探すのが大変だということなどです。
必要なものは、
  • プラ船やプラスチック製の容器、水槽(ガラス製は割れるのでやめてください。また、違うレイアウトの時も、カメが割ったりしてしまう可能性も0とは言えないので、気を付けてください。)
  • 煉瓦4個
  • スロープになるもの(つるつるしているものはダメ。人工芝を適切なサイズに切るのがおすすめ。)
こんな感じがお勧めです!(図が多少おかしいのは、まあ許容範囲にしてください...。)

上から見た水槽レイアウト

横から見た水槽レイアウト

スロープの下にあるのは、スロープを支えるための重りです。

結論

結局は、注意点を守って、シンプルなレイアウトを作れば、うまくいきます。
くれぐれも複雑なレイアウトにしてカメさんにけがを負わせたりするようなことがないようにしてあげてくださいね。